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年齢域からわかる・私の『過去・現在・未来』全2回
2021年11月13日(土) 14:00 - 17:00
インターネット補講をご利用になることで途中からのご参加も可能です(一部講座を除いて) →お申し込みはこちら
ホロスコープが示すライフ・サイクルには、プログレッション(進行法)に代表される個人に特有のものと、サターン・リターン(土星回帰)のように全ての人々に共通するものとの2種類があります。
この講座では、その後者にあたるものとして、人間のライフステージを7つの惑星に振り分ける年齢域(クロノクレーター)に着目し、人生全体を鳥瞰図的に観察する手法について解説していきます。
また、古典とモダンの年齢域理論の比較、外惑星のトランジット・サイクルの関係性、さらには中国医学や現代の発達心理学のライフサイクル論との比較対照も試みます。
各惑星の年齢域の期間に関しては複数の説がありますが、プトレマイオス(2世紀)の『テトラビブロス』には以下のように定義されています。
月:0歳~3歳(4年間)
水星:4歳~13歳(10年間)
金星:14歳~22歳(8年間)
太陽:23歳~41歳(19年間)
火星:42歳~56歳(15年間)
木星:57歳~68歳(12年間)
土星:69歳~臨終まで
プトレマイオスは各年齢域のクロノクレーター(時間の支配惑星)は、その期間に最も活発な働きを見せるため、ホロスコープの解釈はその持ち主がどのライフステージにあるかを意識して行うべきであると述べています。
セファリアル(19ー20世紀)は各年齢域のクロノクレーターが出生図でどのような状態に置かれているかを観察すれば、その時期の大まかな運勢を判断することができるとしています。
受講されるみなさまは、ご自身の出生のクロノクレーターを通じて過去の経験を再確認・再解釈していただける他、リアルタイムで経験しつつある現在〜未来のライフステージについてもあらたな洞察を得ていただけるでしょう。
主な内容
🔖伝統的な年齢域論 〜 プトレマイオス、アブー・マシャール、アル・ビールーニ
🔖現代占星術の年齢域論 〜 セファリアル、デヴォー、石川源晃、松村潔
🔖新旧の年齢域の期間のギャップ 〜 現代式における土星期の象徴性の矮小化
🔖年齢域はどのように「経験」されるか? 身体的・心理的・社会的な発達と年齢域
🔖連続する年齢域の間には移行期(トランジッション)が存在する
🔖年齢域の長さは個人の発達レベルや寿命、社会的規範によって変化する
🔖年齢域と外惑星のトランジットの関係
🔖基本的な情緒のパターンの育成される月期
🔖論理的な思考と学習能力が育成される水星期
🔖感性が発達し、性愛に目覚める金星期
🔖社会的アイデンティティを形成する太陽期
🔖様々な危機によって人間性を試される火星期
🔖執着を放棄し、人格的な円熟を目指す木星期
🔖人生経験を集約し、人格を完成させる土星期
🔖年齢域理論をチャート・リーディングに活かす視点
🔖ケースワーク、体験のシェアリング
スケジュール
第1回:11/13(土)14:00〜17:00
第2回:12/11(土)14:00〜17:00
※通学(当日、渋谷会場で受講)あるいは、Zoom受講をご選択ください。
※Zoom受講をご選択されると14日間同講座をインターネットサイト上で受講できますので、事前にアルカノン・セミナーズ・インターネットサイトへの会員登録をお願いします。(当日ご都合が合わない方も後日インターネット上で受講できます)
詳細・お手続きはこちら→https://arcanumseminars.com/faq/faq-zoom
※Zoomオンラインへの招待メール(資料)は前日または当日にお送りします。