生徒の声インタビュー 第4回:コンテンポラリー風水コンサルタント 金子なお実 先生
受講講座:四柱推命、周易、断易
今回は、「UTOPALA」主催・コンテンポラリー風水コンサルタントとして鑑定・ワークショップ等でご活躍されている金子なお実先生に、「風水」「東洋占術」「起業」について、これから占い師になりたい、占いの仕事に興味がある方に向けて、実体験に基づいた貴重なお話を伺いました!
Q:金子先生がコンテンポラリー風水を学ばれた「きっかけ」とはなんでしょうか?
もともと、間取りやインテリアに関心があり、模様替えや、インテリア小物が大好きでした。
風水、そうですね・・・「家」について、最も影響を受けたのは、祖母でしょうか。
私がまだ幼かったころ、多忙だった両親の都合で祖父母の家によく預けられました。
すべてに「きっちり」とした祖母のことでしたので、どんなに家の中を散らかしても、なにごともなかったかのように、あっという間に片付けてしまう。
また、たんに片付けるだけでなく、床の間の掛け軸、お香、生花で、季節の移り変わりを感じさせる気配りが、祖母の「家」にはありました。
そんな、祖母の家への姿勢を色濃く引き継いだと思います。
そこから「家の間取り」が与える影響、つまり「風水」に興味を持つようになりました。
Q:コンテンポラリー風水の魅力とはなんでしょう?
従来の風水・・・・というと、まるで中華料理屋さんのように「中華開運グッズ」をこれでもか!と飾り付けないといけないのか?の疑問を、マークのコンテンポラリー風水では、解決してくれたことも大きかったです。
いくら運気がよくなるといっても、好みではない、グッズやインテリアに囲まれたら、いい気持ちで毎日は送れませんよね。
コンテンポラリー風水では、「なぜ、この場所に、このものを置くのか?」という住まい主の「こころのあり方」を重視する点が、私の考え方にフィットしたことです。
ベットカバーやカーテンの色彩など、その部屋の持ち主の心情が投影されている、その色形の持つ力が持ち主に影響を与えている、そういった相互関係はとても奥深いと思いましたね。
単なる開運のための風水術を超えた深い意味を持つとのではないかと確信しました。
また風水では「捨てる」ことが大切という考え方が一般的になっていますよね。
しかし、クライアントに物を捨てることをすすめても、心情的に納得していない、その物を「なぜ持っているのか?」という問題点を解決しないままに、風水のロジックに従わせても、うまくいかないのです。
けっきょく、また同じようなものを買ってくる、そして同じような結果になってしまう。
このことからもわかるように、私がコンテンポラリー風水に魅せられたのは、住民の「こころのあり方」をも理解せねばならないことを重視するからです。
Q:風水を学ばれて印象に残ったエピソードを教えて下さい。
自分が風水コンサルタントになるとは、まったく思いませんでしたが、風水を本格的に学んだ結果、一番驚かされたのは、自分自身の大変化です。
マーク・エインリー先生のコンテンポラリー風水クラスでは、けっこうな課題が出されるんです。もちろん、他人の家を簡単には課題の対象にはできませんから、まずは自宅の部屋を使って、課題をこなします。
そもそも、自分の家を風水開運するために取り組んだわけではなかったのですが、結果的に課題をこなす、先生のアドバイスに従って修正する、を繰り返すことで、家庭内での変化が如実に現れてきました。
まずは、家族の変化ですね。
実は、風水講座に通っていることは内緒で、プロコースに進むつもりはまったくありませんでした。
理由のひとつに、主婦の感覚からすると、やはりプロコースの受講料金は高額で、そこまでしなくても・・というのが第一の要因です。
それが、なにも知らなかったはずの夫が、「風水、向いているんじゃない?プロコースに通ってみれば?」と声をかけてきたのです、これには驚きました。
それに加えて、子供たちも「勉強しなよ、家事は協力するから!」と応援してくれたんです。
まあ、自宅をいろいろ課題に従って改造していたので、自然にわかってしまったのでしょう。そうですよね、やたらに家具を移動したり、写真を撮っていたりしていたら、隠していたってばれてしまうんですけど(笑)
しかし、家族の理解を得られたことは大きな変化でしたし、その応援を受けて、自分の中でも踏ん切りというか、「よし、本格的に風水コンサルタントになろう」という覚悟が出来ました。これが大きな風水効果であり、自分でも驚いています。
Q:アルカノン・セミナーズでは主に東洋占術を学ばれていますが、東洋占術の醍醐味とは何でしょう?
風水は東洋の陰陽五行思想をもとに形作られているので、東洋占術を学ぶことは『必要不可欠』なのはもちろんですが、占術のテクニックだけではなく、「東洋思想全般」の根底の考え方を学べるのが大きな魅力です。
私は、瞑想やベジタリアンなど、表面的にはいろいろなことをやってきましたが、東洋思想の考え方ですと、すべてが繋がっていると実感できます。
Q:マーク・エインリー先生、鎌崎拓洋先生が師匠になるわけですが、両先生の魅力を教えて下さい。
私にとって、おふたりの先生に共通しているところは、きちんと物事の背後にあるものをみて、その原理を教えて下さるということです。
そこには曖昧さは一切ありませんね、そこは両師匠に共通していてとても魅力的です。「なぜこうなる?」と疑問を持つと、必ず解説されて、応用できるところまで、持っていってくださいます。
マーク先生は、物事を読み解く力、その物事に関わる人物の背後にある「心の部分」をすくいとる能力が素晴らしいです。
たかが「家」だったり、「もの」なんですが、その背景にある問題点を読みとる洞察力はものすごいと思います。
鎌﨑拓洋先生の四柱推命における「人生」への洞察力もそうですね。
Q:UTOPALAの公式サイトをオープンされ、本格的に活動をスタートされましたが、独立までの経緯を教えて下さい。
コンテンポラリー風水のプロコースに背中を押されるように通い、アルカノン・セミナーズでも学び、いまだに「まだまだだなあ」と正直感じていることもありますが、「いま始めなくては、一体いつ始めるの?」と自分をかなり追い詰めました。
いま、やらなければ、年齢的にも体力的にも厳しくなる、迷ったらいつまでたっても始められないとも感じました。
追い詰められる瞬間ってありますよね。
このままの状況でだらだらしちゃうのは嫌だったのと、一番大切なのは『お金をいただく』ことで、きちんと『責任を持って知識を吸収して、自分のものにしなくては』と強く思いました。
現実的には、やはり、公式サイトを作成したことが、すごく刺激になりました。
サイトを作るということは、自分という「お店」を作るのと同じこと。
何をしたいか、どんなサービスを提供していくか・・・いくつもの課題について真剣に考えて、ようやくプロとしての自分(UTOPALA)を確立できました。
プロになる過程は人それぞれで、すっとアマチュアのままの方もいらっしゃるし、一年でプロになられる方もいらっしゃいます。
妥当な年数は一概にはいえませんが、その人にとって、そのタイミングは必ずあると思いますよ。
Q:今後のお仕事の展望についてお聞かせ下さい
『コンテンポラリー風水とはどんなもの?』ということをお伝えしていくワークショップも楽しいし、やりがいがありますが・・・
やはり、クライアントさまの自宅に伺って、コンテンポラリー風水を実践していきたいですね。
家の中を実際に拝見するときに、その家やクライアントさまの抱える問題点、クリアすべき箇所を発見する瞬間にやりがいを感じます。
模様替えをしたことで、クライアントさまの生活に張りがでてくる、今までよりも、もっと家を愛してくれるようなると本当に嬉しいです。
実際、ぜひ、お部屋を拝見したいなって思う方もいらっしゃいますよ!
まずはマーク先生と鎌﨑拓洋先生おふたりの師匠のお部屋が見たいです(笑)
Q:これから「占い」を学びたい方へのメッセージ
「占い」はけっして、妖(怪)しいものでも、曖昧な宗教、キナくさいものではありません。きちんとした「理論」があって、「普遍的な法則」があります。
占いを学び続けるためには、まずは「好き」かどうかが、必要不可欠ですね。
また、どんな先生から学ぶかが大きいでしょう。
人となり、相性なり、求めているものを与えてくれるかなど、私は幸いなことに良い師匠に早い段階で巡り会いました。
アルカノン・セミナーズでは、体験動画で、各先生の講座を体験できるので、いろいろ講座を視聴できるのが便利だと思います。
私はその中でも、鎌﨑拓洋先生の解説が論理的で明確だったので、即決しました。
ぜひ、気になる先生の動画をご覧になられたり、ご著作を読まれたりして、これはと思う先生に出会って下さいね。
金子先生、本日は貴重なお話をありがとうございました!
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生徒プロフィール
金子なお実(かねこなおみ)
東京都在住、首都圏〜横浜エリアの風水コンサルタントを手がけている。
「占い学校 アルカノン・セミナーズ」にて、東洋占術の重鎮「鎌崎拓洋先生」のもと本格的な四柱推命・断易を学ぶ。
国内+海外で色々な間取り、家族構成で暮らした経験を持つ。
幼い頃からお部屋の模様替えが趣味。家相に詳しい祖母の影響で若い頃から風水に興味を持つ。
様々な風水関係の書物を読み国内で各種セミナーに参加。
常に生活の中で実践し効果を検証しつつ25年、独身時代はデザインやディスプレイの仕事に携わる。
結婚後、プロのお掃除技術を学び整理収納の資格をとる。
2012年からマークエインリー氏のもとでコンテンポラリー風水を学ぶ。
2014年5月ライセンス取得。
2015年12月時点で約60以上のコンサルティング実績をもつ。
思春期の息子二人との生活で、いかに簡単に効率よく心地よい部屋をつくるか実験中。
現状の中でよりよい状態を作るためベストをつくすのがモットー。
憧れのお部屋はお茶室。