生徒の声インタビュー 第２回：浦安 占い館「魔女メゾン」経営者 美紗樹先生

今回は、東西線浦安駅にて占いサロン『魔女メゾン』を経営されている オーナー占い魔女 美紗樹先生に、『占いを仕事にすること』を中心に『これから占い師になりたい、占いの仕事に興味がある方』に向けた 実体験に基づく貴重なお話を伺ってきました！

Ｑ：魔女メゾンとは、どのようなお店ですか？

『占い鑑定』がメインですが、『関連グッズの販売』や『講座』も開催しています。

グッズは、オラクル（神託）カードやタロットカード、占い師オリジナルのパワーストーンアイテム お守り石、スピリチュアルグッズ、書籍など、リクエストを頂くとフレキシブルに入荷しています。 

講座は占いに関連したものを中心に、アロマ関係のワークショップなど 初心者の方を対象にしたものを随時開催しています。

お客様は、地元浦安の方がメインで、東西線沿線の方多いですね。あとは、占い師の先生のご紹介やお客様の口コミです！

うちのお店の特徴として、４階にあることもあって表から占いをしているのが見えないんです。そのせいか、お客様も安心して相談しやすいみたいで。 意外なことに、占いの店としてはめずらしく、男性のお客様も多いですね。

Ｑ：占いの相談では、どのような内容が多いですか？

働いている方が多いこともあって、ほぼお仕事のことでしょうか。
あとはご家庭のこと、恋愛と続きますね。
最近では、妊娠の相談も多いです。

また、『産土神社（うぶすなじんじゃ）リサーチ』をすることもあって 自分に合った神社や吉方位についての相談も増えてきました。

【産土神社リサーチ】 
自分がこの世に生まれてからあの世に旅立つまで、一生を守護＆後押ししてくれるオンリーワンのMy神社を調べる鑑定。

Ｑ：先生が『魔女メゾン』をオープンするきっかけとは？

お店をオープンするまでは、ずっと会社員でした。
時々占いに携わる「ＯＬ時々占い師」と言ったところでしょうか。

昔から占いが大好きで『いつかは占いに関する仕事、自分のサロンを持ちたい！』という強い思いはあったのですが 毎月安定したお給料をいただく立場から離れることに抵抗があり、なかなかその一歩が踏み出せなかったのです。

しかし、占い師としての経験を積むべく様々なイベントに出展していた活動が、会社に知れるところとなりまして・・・ その時はじめて『会社員として生きていくか、占い師として生きていくか』の二者選択を迫られたのですが、もうその時には迷いはありませんでした。

その時の心境はなんと言いますか・・・これは上からの意志なのかな、と。
『なかなか、こやつは動かないな・・・』と、私に業を煮やした神様が 『ほら、会社もいられなくなるから観念して独立しなさい！』と促してくれたのかな？なんて、今では思います。

Ｑ：『魔女メゾン』をオープンして大変だったこと、反対に良かったことは？

大変だったこと、それは・・・
『ずーっとお店にいなくてはいけないこと』です！！

私は《天秤座》と《牡羊座》という活動性が強い星を持っているので、これがいちばん辛かったです。
いまは慣れてきましたし、時間配分が上手になったので、うまく発散できるようになりました。

『魔女メゾン』が数多くのイベントに参加するのも、私のこの活動性の強さゆえだと思います。

あとは、会社員時代から準備なしで独立してしまったので、経済的・経営的に大変だったこと。
なんせ、店舗の為は資金はゼロ（！）だったので、周囲から『ずいぶんといきなりスタートしたな』って思われましたね。

ただ、この崖っぷちなのが、功を奏したといいますか・・・
 『ともかくやるしかない！ぜったいにうまくいく！』といつも自分に言い聞かせていました。

独立して良かったことは、ずばり『出勤しなくても良いこと』ですね！
それと、占いや魔法・スピリチュアル・・・・自分の好きなことを好きな時にできて しかも、それが仕事としてそれが生きる糧になる！！
まさにこれに尽きますね。

Ｑ：どのような占い師が求められていますか？

そうですね、まずはさておき『相手の話をしっかりと聞ける人』 
占い師という特殊な立場から『自分の価値観でしゃべってしまう人』はダメなんです。

最近のお客様の傾向として、生活の場で本音で話す機会がなくなってきたように感じます。
ちゃんと相手の話を聞いて、きちんと共感できる。
その上で『占いの結果』を伝えられる人が求められていますね。

また、イベントブースにおいては、ずばり『存在感のある占い師』が求められます。
なにせ《イベント＝お祭り》ですから『占い師としての派手さ』や『第一印象のわかりやすさ』は何よりも重要なのです。
イメージ勝負・はったり大事ですから（笑）
通りすがりのお客さんが、『なんか、この人は当たりそうだな』と期待するイメージを与えないといけません。

そのためにも、まずは外見から目立たせないとダメです。
占い師として出演しているからには、イベント自体に《箔》をつけられる存在となれるように 『商品としての自分をブランディングできる人』が売れっ子になりますね。

ブランディングとは特別なことばかりではなく、単純に占い師としての衣装の差であったり、ブースの装飾や料金メニュー表の工夫であったり・・・
そういった小さな努力を積み重ねられる人が活躍しています。

Ｑ：占い師業界の今後はどんな感じになっていくでしょうか？

電話鑑定やネット環境の充実などによって、占い師の人数は増えています。

 占いに使う手法も、西洋占星術・タロット・易などの占術ばかりではなく、スピリチュアルカウンセラーや霊能師なども占い師を名乗るケースがあり『占い師とは何か？』という定義が非常に曖昧になっています。

私の個人的な意見だと、中途半端な存在はどんどん淘汰されていく時代になると思いますね。

今後、そういった業界の中で生き残っていけるかどうかは 占いのスキルと同等に、クライアントからの相談や要望にプロ（仕事）として取り組む能力があるか 占い師としてのセルフブランディングができるか スキルアップを目指す向上心があるか、などが大きな分かれ目であると思います。

そして、占い師という職業でなくても、どんな分野でも成功出来るのは 『経営者としての目線』と『プロ意識』があり、なにより『関わる相手を大切に想う気持ち』を持ち合わせている人であると思います。

Ｑ：先生は占い師になるために、どんな勉強をされたのですか？

アルカノン・セミナーズではルーン、西洋占星術、周易、占いライター養成講座 に参加して学びました！

アルカノン・セミナーズは、先生と生徒の距離が良い意味で近く、分からない箇所も気軽に質問しやすいし、占いの講座だけど変に閉鎖的じゃないところが安心できました。

また、渋谷駅から近いというアクセスの便利さも魅力でした！！
あとは、入学金など諸費用がかからないので気になる講座に参加しやすいし、良い意味で縛りがないのが気に入りました。

いまでも新しい講座があると、気になってチェックしています。
プロとしてのスキルアップに必要な実践的な講座が多いので、初めての方は勿論 『もう１歩深く踏み込みたい！』という方にも最適だと思います。

Ｑ：今後の展望をお聞かせ下さい。

『魔女メゾン』占いのブースの全国展開とあわせて、イベント派遣業をもっとひろげたいですね。

そして、母子家庭の支援を精力的に行いたいです！！
私がひとりで、ふたりの子供を育て上げた経験から、シングルマザーの仕事の可能性として ぜひとも『占いの仕事』をすすめたい。

占い師の仕事は、なんといっても年齢が関係なく むしろ年齢を重ねた方が有利ですし、女性としてのさまざまな経験が活かせます。
女性が一生できる仕事で、なおかつ経験が宝であるという両面を活かせる仕事ですから 魔女メゾンがそのキッカケを与えられる場になれればと思っています。

Ｑ：これから「占い」を仕事にしたい方へのメッセージ

せっかく占いを学ぶなら、まずは徹底的に自分を分析しましょう！！ 
たとえば、プロの占い師として活動するのだって ピンでやるのか・どこかに所属するのか・ライターでやるのか・サロンを経営するのか で、学び方や動き方が変わりますよね。

占い師に興味を持ったなら、まずは自分の方向性を知るために命術※、特に『占星術』を学んでほしいです。

自分の得意なことを伸ばしたほうが仕事になるし、結果お金を稼ぐことができますので、まず自分自身の適正を見極められる『占星術』はスタートに良いツールです。

イベントなどの占い鑑定だと、卜術※や相術※も必要ですね。
命術は習得するのに最低でも２年くらいはかかりますが、卜術や相術は比較的はやく習得できるので すぐに占い師として現場に出たい方にはオススメです。
現場に出て体当たりで学ぶことは、なによりも『実践経験』を積むことが出来ます。

そして、最終的に占い師としての『三種の神器』命・卜・相すべてを身につければ、どんな占い鑑定でもこなせるようになりますよ！！

また、占いの技法も大切ですが『占い結果を伝えるための言葉を磨く』ことも大切。
どんな当たる占いでも、伝え方を知らないと台無しですよね・・・
その時の鑑定相手に対して、どんな言葉を選ぶのがベストであるか？
ボキャブラリを増やすことはもちろん、最終的には『人としての引き出し』を数多く持つことが必要になってくるのだと思いますよ。

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【命術】 占星術、四柱推命など 出生時などの年月日と時刻を元に占います。

 【卜術】 タロットカード、ルーンなど偶然性を用いて占います。 直観力やイマジネーションなど、占い師の資質が問われます 

【相術】 手相、人相、風水など 身体や家などの状態を見て占います。 対象の姿・形から、その人の状態や運勢などを占う判断法です。

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美紗樹先生、今日はどうもありがとうございました！

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